さくらヶ丘(定員20名)では、10月31日(土)12時から「紅葉まつり」を15家族(大人30名、子供2名)総勢64名で開催しました。食事は、おはぎ、お稲荷、味ごはんのおにぎり、味噌おでん、串揚げ、はしまき、柿などバイキング形式で好きな物を食べていただきました。午前中から入居者さんとご家族、職員とでおはぎやお稲荷などを作り、昔のまつりの話しで盛り上がりながら準備しました。またベテラン主婦の職員が大根の葉や根を分け漬物を即席で作り各テーブルに配ると、ご家族から「うちのおばあちゃん、テーブルに着くなり漬物をずっと食べているの。固い物はあまり食べないのに懐かしかったのかしら」と聞くことができ嬉しくなりました。また他のご家族からは、いつもはあまり食欲が進まない入居者さんが、「おにぎりを自分で2個も食べたよ」と話してくれ、ご家族と一緒に食べる食事は美味しく食が進み、家族団欒のひと時を過ごしていただけました。
食後には、魚釣りゲームを行ない「おばあちゃん、何を釣るの。好きな魚を釣ってごらんよ」とご家族と相談しながら釣りを楽しんでいました。釣った魚でお菓子や日用品などの景品が当たり、ご家族に渡そうと微笑ましい姿もみられました。また、写真コーナーでは「紅葉まつり」に相応しく紅葉の中でご家族との記念写真を撮り、入居者さんの満喫の笑顔が見られ、撮影している職員も笑顔がこぼれました。紅葉の写真たてに写真を貼り居室に飾っていただいています。最後に「パン食い競争」を全員で行いました。車椅子の入居者さんをご家族が押し「パンはここにあるよ」と声を掛けながら白熱していました。ご家族の方や職員も運動会を思い出し懐かしんでいました。
入居者さんとご家族と一緒に楽しいひと時を過ごすことができたことに感謝いたします。ありがとうございました。(西山)