回想法の取り組み

回想法の活動を紹介しています

こちらでは当施設が取り組んでいる回想法の活動を紹介しています。

右では動画で内覧会の思い出を公開しています。

※音声が出ます。

2015/09/27 第12回 グループ回想法 「あさがおの会」
第12回あさがおの会では、今までの会を振り返りながらコルクボードに写真や折り紙を切り貼りし、皆さんそれぞれで作品を作りました。会で撮影した写真を見ながら、「こんなこと言ってたねー。」「これいい顔しとるね。」など話し、会話が弾んでいました。皆さんそれぞれとても素敵な作品が完成しました。今回で最後の会になりますが、残念ながら体調不良で参加できない方もいらっしゃいました。ですが、作品が完成した後に参加者全員でお見舞いに行き、その方の分の作品をお渡しするととても喜んでくださいました。今日で「あさがおの会」は終わってしまいますが、今後も皆さんのグループを越えた交流が続くようにこれからも職員が支援していけたらと思います。
2015/09/20 第11回 グループ回想法 「あさがおの会」
あさがおの会第11回目は「道くさ」というテーマで話が盛り上がりました。道くさの中でシロツメクサを拾ってアクセサリーを作ったり四つ葉を探したりしている方がいました。他にも馬糞がよく道端に落ちていて、馬車がまだ走っていたとのことでした。会の終盤には実際に外に出て彼岸花が咲き見ごろだったため、みなさんと一緒に見ました。「彼岸花には毒があるよ」とみなさん口をそろえて言われていました。また「すすき」がたくさん生えていたため、「秋だね」と言われている方もおられ、秋の訪れを実際に散策することでみなさん感じることができたのではないかと思います。次回で「あさがおの会」も最終回となりました。最終回も楽しい会にしていきたいと思っています。
2015/09/13 第10回 グループ回想法 「あさがおの会」
第10回グループ回想法のテーマは「学校の思い出」でした。学校への服装では、セーラー服や洋服、履物は草履や下駄といった格好が一般的だったそうです。雨の日では、レインシューズを履いていたというオシャレな方もいました。教室の話では、先生が黒板に書いた字をノートに書く人もいれば石盤に書いていた方もいらっしゃいました。お昼ご飯では、お弁当派、給食派に分かれました。ご飯は麦飯で、中には麦飯が嫌いで近くのうどん屋さんに食べに行っていた方もいました。他にのたくさんのお話を伺い大変盛り上がりました。次回は「みちくさの思い出」です。今回お聞きすることが出来なかったことを伺っていきたいです。「あさがおの会」も残すところあと2回です。たくさんのの思い出を伺っていきたいです。
2015/09/06 第9回 グループ回想法 「あさがおの会」
第9回目のグループ回想法のテーマは「家族」でした。皆さんのお父さんやお母さんのお話や、家庭にあった道具について教えてくださいました。ある方は、「隣人がこうやって吸っとるのを見たことがある。」と言い、たばこを吸う動作を上手にしてくださいました。また、五右衛門風呂の話になり、「敷板を引かないと熱かったー!」と言う方が何人かおられ、話がとても盛り上がりました。他にもご兄弟の話など様々なことを皆さん話されていました。「あさがおの会」も残すところあと3回です。残りの会も皆さんの懐かしい思い出をたくさん伺えたらと思います!
2015/08/30 第8回 グループ回想法 「あさがおの会」
第8回目のグループ回想法は「暮らしについて」というテーマで盛り上がりました。昔の冷蔵庫は氷を入れていたという話やミシンが家にあったが重たかったという話、手編みでセーターを作っていたという話など思い出話が飛び交っていました。特に盛り上がったのは「飲み物」についてでした。カルピスや三ツ矢サイダー、ラムネといった懐かしい飲み物の写真を見るなり、「美味しかった~」「好きだった~」と懐かしそうに話されていました。またビールを飲まれていた方が多く、昔は瓶ビールしかなかったようです。12回予定している会も半分以上終了しました。参加者のみなさんの仲も深まっています。次回はどのような会になるのか、楽しみです。

回想法とは?

回想法は1960年代にアメリカの精神科医である、ロバート・バトラーによって創始された高齢者に対する心理療法です。

精神状態を安定させる効果があるといわれています。 過去の懐かしい思い出を言葉に出して話すと、脳が刺激されて、気持ちが落ち着くようになるそうです。
長く続けることで認知機能が徐々に改善されることがわかっています。