平成24年2月11日(土)~12日(日)
アレルギー支援ネットワークのフェア・・・

 2/11(土)~12日(日)の2日日間、名古屋駅前、ミッドランドスクエアの近くにあるウィンクあいちで、名古屋に事務局があるNPOアレルギー支援ネットワークさんの"第7期アレルギー大学聴講記念講演&アレルギーっ子のフェア"に参加してきました。

 私たちは、アレルギー対応焼き菓子「ぱりまる」の製造メーカーとして、他の有名企業と肩を並べてブースを出展しました。普通こうした団体の催しに出展する企業は協賛費として高額な費用が掛かるのですが、僕たちは福祉施設ということで、特別なご厚意でブースを出すことができ、関係者の方に大感謝です。
 授産所は東日本大震災発災後から、東北の食物アレルギーの子どもたちを支援するため、愛知文教女子短期大学と協力して、現在まで「ぱりまる」を東北に送り続けています。このさいに東北の子どもたちへの配送チャンネルを作っていただいたのがアレルギー支援ネットワークさんでした。
 全国のアレルギー関連団体のネットワーク組織によるイベントですから、今回のフェアは盛り沢山の内容が用意されていました。初日は、藤田保健衛生大学病院の近藤医師による「食物アレルギーの対策」と、東海地区の津波シミュレーションで一躍有名になった、名古屋大学大学院准教授の川崎先生の「東海・東南海・南海地震の被害の大きさ」の二つメインで、二日目はあいち小児保健医療総合センターの漢人医師による「食べて治る!? 食物アレルギー」というお題でした。両日とも、今が旬のマスコミに頻繁に取り上げられている講師を招いていましたから、興味を持たれたお客様が沢山お見えになっていました。
  
 名古屋大学の川崎先生の津波シュミレーションでは、もし東海地区に東日本大震災級の地震が発生した場合、名古屋駅付近まで水没する可能性あることを示唆しており、県内各地の防災関係の方も受講されていました。また二日目の漢人先生が食物アレルギーの治療法として経口免疫療法を紹介されましたが、なかなか決定打の無い食物アレルギーの治療ですので、みなさん大変興味深くお聞きになっていました。

  
   
 会場では、沢山の方に「ぱりまる」を紹介することができました。みなさんから温かい応援メッセージをたくさんいただき、とても嬉しくなりました。



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2012 2月の記事
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