○---所長だより 〜過去ログ〜 ---○
2008 3月の記事

◎3月7日(金)【広がる支援の輪・・♪】

協力をしてくれる大学の全景・・ このところ、あちこちと飛び回っています。施設になかなかいられず、利用者さんの顔が見られないのが寂しいです。

 僕たちは、利用者さんや保護者の方からパワーを貰っていますから、、みんなの元気な顔が見られないとストレスがたまります。ふ〜

 さて、自立支援法が施行して、いよいよ新体系移行への具体的な準備をしなくてはいけなくなってきています。また、厚労省からは工賃倍増の要請が出され、私たちの施設も現状打破のための方策を講じなくてはなりません。

 そのために、様々な研修に出て勉強し、企業、大学を回って当施設を支援してくれるパートナーを探しています。

 今日も、ある大学を訪ねてきました。
 大学の博士に、「障がいをお持ちの方たちも胸を張って取り組め、彼らの人生を意味あるものにできる仕事を作りたいのです。」と強く訴えてきました。

 新事業については、徐々に骨格が整ってきました。サポートしていただける企業・大学なども決まりました。みなさん、僕たちがやろうとしていることに共感していただけました。あとは、僕たちがしっかり軸をぶらさずにやり通すことが大切だと感じています。

 施設に笑顔で来てくれる利用者さんのために、私たちはできる限りの努力をしていきたいと思います。今はまだまだでも、いつかみんなで笑い合えるように、毎日を大切に一歩一歩進んでいきたいと思います。

 みなさんの、応援よろしくお願いします!


☆新規事業については、もう少し具体的になってきたら、みなさんにもお伝えできると思います。乞うご期待!

◎3月12日(水)【元気をもらいました・・♪】

みんな楽しく・・ 地元出身プロ歌手、梓ゆうこさん・・ 美人!
仮装して熱唱のNさん・・ いいぞ! 最後はみんなで大合唱・・!
 今日は、みんなが待ちに待った保護者会主催の『おたのしみ会』の日でした。みんな、スーツを着てきたり、お化粧もいつもより入念に、美男・美女の勢ぞろいでしたよ。

 数日前から、利用者さんは「上手く歌えるかな・・」「ごちそう何が出るの?」と、ワクワクドキドキこの日を待っていました。

 初めての僕は、会場の盛り上がりに、もうビックリ! 歌がめちゃ上手い利用者さん、曲がかかる度に舞台に上がって踊ってくれる人、そして、地元出身のプロ歌手「梓 夕子さん」の歌謡ショーまであったんですよ。梓さんは、利用者さんに優しく声をかけてくれながら、とっても魅力的な歌声を披露してくれました。音響も地元の業者さんにお願いして、随分本格的でした。

 ご馳走も、これまた食べきれないくらいのメニューで、最後はみんな納得の満腹顔でした♪

 こうやって、いつもと違う利用者さんや保護者の方の素敵な笑顔を見ていると、僕たちももっともっと頑張らないといけないなぁと、とっても元気が貰えました。

 こんな楽しい機会を作っていただきました、保護者会のみなさんに、心よりお礼を申し上げます。
 
 でも、15年ぶりのカラオケは恥ずかしかったなぁ・・

◎3月15日(土)【美味しい、楽しい・・♪】

力を合わせてフラグ作り・・がんば! 美味しい黒豆ご飯と豚汁ができました♪
布わらじ作り・・ ふむ、難しいでござる。 こんなに立派なJAMPフラグができました!♪
 随分暖かくなってきました。あちこちで綺麗な梅の花が見られるようになってきましたね。でも、花粉症の人には辛い季節かもしれませんねぇ。

 さて、今月の「お楽しみ企画」は、盛り沢山の内容でした。午前中は、当施設のボランティア団体JAMPのフラグ作りと、昼食の黒豆ご飯と豚汁作り。午後は映画鑑賞と布わらじ作りでした。

 上の写真のとおり、みんなで力を合わせて立派なフラグを作ってもらえました。これで、ボランティア参加の企画がある時は、この旗を掲げられます。

 黒豆ご飯と豚汁は大好評でしたよ。保護者のFさんとボラのTさん中心に、本当に美味しい昼食になりました。利用者さんから、何杯もお代わりをしてお腹一杯になったって教えてもらえましたよ。

 布わらじ作りの先生、Fさんには、沢山の初心者の指導をしていただき大変でした。でも、手作りでとっても可愛らしいわらじができるので、みなさん興味津々、一生懸命取り組めました。いつか当施設オリジナルの布わらじができるといいなぁ。

 今回は、地元の高校生や中学生の方を含めて17名ものボランティアの方に参加をしていただきました。おかげで、とっても盛り上げてもらえました。あらためて、地域の方に支えられて私たちの施設があることを実感するとともに、元気をもらった一日でした。みんな、ありがと〜!

◎3月24日(月)【夢への挑戦が始まりました・・!♪】

私たちの工賃倍増計画・・! 産・官・学・施設共同によるプロジェクトです・・!
ご指導いただく(株)おとうふ工房いしかわ社長も・・! レシピの研究開発をお願いする愛知文教女子短大の先生方・・!
 ひと雨降るごとに、桜の花が咲き始めました。春爛漫も間近になってきました。お花見の準備をしなくちゃいけませんね。

 さて、さる3月19日に、利用者さんのお給料を5倍に引き上げようとするプロジェクト、『第1回 授産所高浜安立 工賃倍増プロジェクト会議』を当施設で開催しました。

【参加者】
・(株)おとうふ工房いしかわ
・愛知文教女子短期大学
・高浜市
・労務経営コンサルタント
・社会福祉法人 昭徳会
・授産所高浜安立

 私たちは、障がいをお持ちの方でも、世の中のお役に立ち、胸を張ってイキイキと取り組める仕事の創造を目指し、アトピーなどでお困りの子どもさんのために『アレルギー対応食品』の開発、製造に挑戦することを決めました。また、利用者さんの将来の自立を考え、まずは工賃5万円の実現という高い目標を置きました。

 この目標を達成するために、地元で一番元気のいい有力企業『おとうふ工房いしかわ』様に、商品開発、販売、工場化などの全面的なご指導をいただけることになりました。

 また、商品開発は、アレルギー食品の研究で文部科学省から補助認定を受けている『愛知文教女子短大』の安藤教授にお願いできることになりました。この大学では、商品名・パッケージデザインなどの開発も、大学を挙げて取り組んでいただけることになりました。中部大学様にもご協力いただけることになっています。

 商品開発が無事成功したあかつきには、高浜市も全面的に応援していただけることになっており、当法人本部もこのプロジェクト成功のために全力を尽くします。

 沢山の方々が、私たちの施設の利用者さんの支援のために立ち上がっていただけました。産・官・学・施設が協同して夢の実現を目指します。
 応援、よろしくお願いします♪ がっつ!

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